韓国のYouTubeチャンネル「CKOONY」が、京都の飲食店を二重価格だとする動画を公開しました。
SNSでは、同行していた中国人女性の表情や、店員への接し方にも厳しい声が上がっています。
CKOONYと同行女性は何者なのか、動画内のやり取りや店側の説明、最新の対応までまとめます。
韓国YouTuber・CKOONYと同行女性は何者?
動画に出演していたのは、韓国人YouTuberのCKOONYと、中国人の友人であるウェイさんです。
CKOONYは韓国人YouTuberのチェ・スフン
CKOONYは、韓国人YouTuberのチェ・スフンさんが運営するYouTubeチャンネルです。
韓国語では「씨쿠니」と表記されています。
プロフィールは以下の通りです。
- 活動名:CKOONY
- 韓国語表記:씨쿠니
- 本名:チェ・スフン
- 韓国語表記:최수훈
- 国籍:韓国
- 職業:YouTuber・映像制作者
- チャンネル登録者数:約67万人
- 投稿動画数:約2200本
登録者数や投稿動画数は、2026年7月時点のものです。
チャンネルでは、外国人ゲストとのトークや海外旅行、国による文化の違いなどを扱った動画を公開しています。
公式SNSでも、YouTuberや映像制作者として活動していることを明かしています。
元会社員からYouTuberに転身
チェ・スフンさんは、会社員として働きながらYouTubeへの動画投稿を始めました。
過去には、会社を辞めてYouTuberになった理由や、チャンネルの方向性について語る動画も公開しています。
当初は機材や日常生活に関する動画を投稿していましたが、その後は外国人ゲストとの交流や旅行企画を中心とした内容へ変化していきました。
同行女性は中国人のウェイ
京都の動画でCKOONYと行動していた女性は、中国人のウェイさんです。
今回だけ偶然同行した旅行客ではなく、以前からCKOONYの動画に出演してきた友人とみられます。
京都の騒動を紹介した韓国の報道でも、チェ・スフンさんと一緒にいた女性は中国人の知人と伝えられています。
On My Weiというチャンネルも運営
ウェイさんは、自身のYouTubeチャンネル「On My Wei 온 마이 웨イ」も開設しています。
確認できるプロフィールは以下の通りです。
- 活動名:ウェイ
- 国籍:中国
- CKOONYとの関係:友人・動画の共演者
- チャンネル名:On My Wei 온 마이 웨이
- 活動内容:旅行やCKOONYとの交流動画
チャンネルでは、CKOONYとの出会いや日本旅行に関する動画などを公開しています。
本名や年齢、出身地、詳しい職業までは公表されていません。
京都の店で何があった?
CKOONYは2026年7月12日、京都旅行中に訪れた飲食店での出来事を動画にしました。
動画では、英語メニューと日本語メニューを比較し、外国人向けの二重価格ではないかと疑問を呈しています。
投稿から2日ほどで動画は90万回以上再生され、内容を紹介した韓国語のSNS投稿も1000万回以上表示されるなど、急速に拡散しました。
英語メニューを見て価格の高さに驚く
店に入った2人は、最初に英語で書かれたメニューを渡されました。
英語メニューには、まぐろ寿司3貫が税別1800円、税込1980円と表示されていました。
2人はメニューを見ながら、
「一番安いものが寿司3個で約2000円」
という趣旨の会話を交わします。
ただし、これは店内にあるすべての料理の中で最も安いという意味ではありません。
英語メニューに掲載されていた料理の中から、安いものを確認していた形です。
日本語メニューを店員に求める
CKOONYは店員に、日本語メニューを見せてもらえないかと尋ねました。
店員は日本語を読むことができるのかと確認した後、日本語メニューを渡しています。
外国人客が日本語メニューを希望したため、内容を理解できるのか確認したとも受け取れる対応でした。
しかし2人は、店員が日本語メニューを求められて戸惑ったように見えたと捉えます。
動画も、二重価格を見破られて店員が動揺しているかのような流れで進んでいきました。
同行女性の表情が拡散
日本語メニューを受け取った2人は、英語メニューと価格を見比べました。
日本語メニューには、英語版には載っていなかった500円台の一品料理もあります。
ウェイさんはメニューを見ながら驚いたような表情を浮かべ、CKOONYと何度も顔を見合わせていました。
この場面が日本のSNSで切り抜かれ、同行女性の表情や店員を見る視線が大きく拡散されています。
事実関係を確認する前から、店の不正を見破ったかのように振る舞っていると受け取られ、不快感を示す声が相次ぎました。
京都の店は高瀬川くりお
動画に登場した店は、京都市下京区にある「京町家 ごはん 高瀬川くりお」です。
高瀬川沿いの京町家を利用した日本料理店で、京野菜や豆腐、鍋料理、雑炊などを提供しています。
韓国の一部報道では寿司店として紹介されましたが、寿司を中心に提供する寿司専門店ではありません。
公式サイトには、日本語の料理一覧とは別に英語メニューも掲載されています。
英語メニューは日本語メニューをそのまま翻訳したものではなく、外国人客向けに料理を選んで構成した別メニューでした。
そのため、日本語メニューに載っていても、英語メニューには掲載されていない一品料理があります。
ただし、同じ料理を日本人と外国人で異なる価格にしていたわけではないと、店側は説明しています。
実際には二重価格ではなかった?
店側は、日本人と外国人で同じ料理の価格を変える二重価格を否定しています。
問題となった価格を確認すると、1人前と2人前の表記を比較したものや、そもそも内容が異なる料理を比較していたことが分かっています。
葱ゆず雑炊は2人前の合計価格
特に二重価格の証拠として注目されたのが、店の名物料理「葱ゆず雑炊」です。
日本語メニューには、
- 1人前1450円
- 2人前から注文可能
と書かれていました。
1人前だけでは注文できないため、実際の最低注文金額は、
1450円×2人前=2900円
です。
一方、英語メニューには、最初から2人前の合計となる2900円が表示されていました。
- 日本語メニュー:1人前1450円・2人前から
- 英語メニュー:2人前2900円
表記方法が違うだけで、注文する量も支払う金額も同じです。
税込価格で比較しても、日本語版の1人前1595円を2人分にすると3190円となり、英語版の2人前3190円と一致します。
500円と1980円は別の料理
動画では、英語メニューのまぐろ寿司3貫1980円と、日本語メニューに載っていた500円台の一品料理も比較されました。
しかし、この2つは同じ料理ではありません。
日本人には500円、外国人には1980円で同じ料理を提供していたのではなく、日本語メニューには安価な一品料理も掲載されていたという違いです。
英語メニューと日本語メニューの掲載内容が異なることを、同じ料理の価格差であるかのように捉えたことで、店が外国人だけから高い料金を取っているとの印象が広がりました。
同じコース料理は価格も一致
店の公式メニューを検証した報道では、黒毛和牛を使ったすき焼きコースなど、両方のメニューに載っている同じ内容の料理は価格が一致していました。
英語メニューが別構成であることは事実ですが、国籍によって同一商品を値上げしたと確認できる材料は出ていません。
CKOONYが説明動画を公開
CKOONYは騒動から4日後となる2026年7月16日、京都の店をめぐる問題について説明する動画を公開しました。
新たな動画では、当初の「二重価格」から「二重メニュー事件」という表現に変え、自身の立場を説明しています。
二重価格からメニューの選択肢へ主張を変更
CKOONYは、葱ゆず雑炊の1人前と2人前を比較した計算については、強く争わなかったと伝えられています。
その一方で、
- 日本語メニューをそのまま翻訳したものではない
- 英語メニューには安価な一品料理が少ない
- 2種類のメニューから選べるとの案内がなかった
- 外国人客の選択肢が限られていた
という点を問題視しました。
つまり、同じ料理を外国人だけ高くしたという主張から、外国人に最初に渡されるメニューの構成や選択肢の問題へ、論点を移した形です。
店名と「詐欺」の表現は削除
CKOONYは説明動画の中で、元の動画から店名が分かる部分や、「スキャム」といった強い表現を削除したと説明しました。
また、店への低評価投稿や関係者への個人攻撃を控えるよう呼びかけています。
一方で、自身も事実と異なる批判を受けているとして、法律の専門家と対応を検討する姿勢を示しました。
CKOONYから謝罪や訂正はあった?
2026年7月17日時点で、CKOONYが店側に明確に謝罪し、「二重価格ではなかった」と全面的に訂正したことは確認されていません。
7月16日の説明動画も、元動画の見せ方や価格比較の誤りを全面的に認める内容ではなく、英語メニューの構成や説明不足を改めて問題視するものでした。
店名や強い表現を削除し、口コミへの攻撃を止めるよう求めた点は対応の変化といえます。
しかし、店側が求めている動画の訂正や謝罪には至っておらず、両者の主張は現在も食い違っています。
店側は動画の削除・訂正・謝罪を要求
店側はCKOONYへ連絡し、日本語メニューと英語メニューは、料理の構成や食材が異なる別のメニューだと説明しました。
そのうえで、動画の削除や訂正、謝罪を求め、対応がなければ法的措置を検討する方針を伝えたとされています。
韓国の一部番組や記事では、店側がCKOONYに「内容証明」を送ったと報じられました。
しかし、店側は内容証明郵便を送った事実はなく、相手の住所も把握していないため、郵送自体ができないと否定しています。
店側が送ったのはメールであり、証拠を保存しながら事実に基づいて対応を進めているとのことです。
CKOONYと同行女性に不快の声
動画が日本でも拡散されると、店側よりもCKOONYとウェイさんの態度を疑問視する声が目立つようになりました。
SNSでは、次のような反応が見られています。
- 同じ料理の価格を比べていない
- 1人前と2人前を比較している
- 店員の反応を勝手に動揺と決めつけている
- 顔を見合わせる表情や態度が不快
- 店の説明を確認してから投稿するべきだった
- 誤解を招いた部分を明確に訂正してほしい
特に反発を招いたのは、価格差を十分に確認しないまま、店員が何かを隠しているかのように扱った点です。
ウェイさんが日本語メニューを見てCKOONYと顔を見合わせる場面も、店を見下して笑っているように見えると受け取られました。
表情の受け止め方には個人差があります。
ただ、動画全体が店の不正を見破ったような構成だったため、短い切り抜きでも強い不快感につながったのでしょう。
店の口コミにも影響が広がる
動画が韓国で拡散された後、店の口コミには韓国語による低評価の投稿が相次ぎました。
実際に店を利用したことが確認できないアカウントからも、二重価格や外国人差別を批判する内容が投稿されたと報じられています。
店側は、国籍にかかわらず同じ料理には同じ料金を請求しており、虚偽の口コミや業務を妨害する投稿には法的措置も検討すると説明しています。
動画を疑問に思った視聴者が意見を述べることと、利用していない店へ低評価を付けることは別の問題です。
CKOONY自身も最新の説明動画で、店への口コミ攻撃や個人への攻撃をやめるよう呼びかけています。
まとめ
今回は、韓国YouTuber・CKOONYと同行女性の人物像や、京都の店を二重価格と主張した動画について紹介しました。
- CKOONYは韓国人のチェ・スフンさんが運営するYouTubeチャンネル
- 同行女性は中国人の友人で、活動名はウェイ
- ウェイさんは「On My Wei」というチャンネルも運営している
- 2人は京都の高瀬川くりおを二重価格ではないかと疑った
- 日本語版と英語版では掲載されている料理が一部異なっていた
- 葱ゆず雑炊は1人前と2人前の表記が違うだけで合計価格は同じ
- 同じコース料理については日本語版と英語版で価格が一致していた
- 店側は二重価格を否定し、動画の削除・訂正・謝罪を求めている
- 7月16日にCKOONYが説明動画を公開した
- CKOONYは店名や強い表現を削除したが、明確な謝罪や全面訂正には至っていない
- 主張は二重価格から外国人客のメニュー選択肢の問題へ変化している
- 動画の影響で店の口コミにも低評価が相次いだ
英語メニューが日本語メニューの完全な翻訳ではなく、掲載される料理に違いがあったことは事実です。
しかし、同じ料理を同じ量で比較すると、外国人だけ高く設定した二重価格は確認されていません。
店員の表情まで疑惑の根拠として扱い、店の評判に大きな影響が広がっただけに、削除だけではなく、誤解を招いた部分をどのように説明するのかが問われています。
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